■ 基本性能
・全帯域測定
アンテナマストやターンテーブル、擬似電源回路網およびクランプ走行台を動かしながらスペクトラムアナライザでデータを取得します。
設計段階の簡易測定や認定試験におけるピーク値の抽出に適しています。
・周波数指定測定
全帯域測定で抽出したピーク値に対して、更に詳細なデータを収集します。
QP値や平均値も同時に測定します。
・手動測定
全帯域測定で抽出したピーク値の周波数を計測器に送信、または周波数を計測器に打ち込んだ後、自ら計測器を操作して詳細なデータを収集します。測定結果はデータとして保存することができます。
■ 3種類の測定を搭載
放射妨害測定(アンテナ法)、伝導雑音測定(擬似電源回路網法)、妨害電力測定(クランプ法)の3つの測定モードを1本でサポートします。
利用しない測定についてはメニューに表示しないことも可能です。
■ 作成した条件を登録する事で簡単に試験ができる
一度作った条件を保存しておくと、次回よりその条件を再利用することができます。
これにより試験手順の簡略化を実現し、条件の設定ミスを軽減できます。
■ 外来ノイズの除去
2波形の同時表示はもちろんのこと、差分を別グラフで表示できますので、
外来ノイズとの切り分けや対策前後の比較も簡単に実現できます。
■タイムドメイン対応
レシーバのタイムドメインに対応しています。全帯域測定時Peak、Average、QPの同時測定が可能です。
■ その他多彩な機能を搭載
グラフやレポートの英語表記を始めとして、ハイトパターンやアングルパターン等の機能を搭載しています。