伝導イミュニティ試験IEC 61000-4-6に対応。使い易いユーザーインターフェイスを搭載。
■基本性能
・挿入損失測定
CDNやEMクランプ及びケーブル等、合計6種類の特性やロスを測定します。
・パラメータ測定
供試品がない理想状態での試験システム全体の特性を測定します。
・イミュニティ試験
結合/減結合回路網等に供試品を繋ぎ、ノイズを与えることで供試品の耐性能力を調べます。耐性能力に問題があった場合はその情報を記録したり、問題が起きないレベルを調べたりすることができます。
■作成した条件を登録する事で試験が簡単にできる
一度作った条件を保存しておくことで、次回よりその条件を再利用することができます。これにより試験手順の簡略化を実現し、条件の設定ミスを軽減できます。
■周波数の変化量を複数設定できる
周波数を最高6つの帯域に区切り、帯域毎に周波数の増加量を指定することができます。
■複数の周波数設定ができる
周波数の掃印方法としてリニア/ログ方式を採用しています。これ以外にも固定の周波数だけ試験する方法も選ぶことができます。
■イミュニティ試験における2種類の制御方法
イミュニティ試験時、計測器の調整方法として次の2つから選択することができます。
・電圧値制御
パラメータ測定時の試験レベルと注入電圧の関係を利用して計測器を微調整します。時間は掛かりますがシステムの変化に左右されにくい方法です。
・信号発生器出力値制御
パラメータ測定時の試験レベルと信号発生器出力の関係を利用します。電圧値制御に比べて精度は劣りますが微調整がない為試験時間を短縮できます。