シリンドリカル近傍界アンテナ計測システム

シリンドリカル近傍界アンテナ計測システム

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メーカー
NSI-MI Technologies
分野・用途
アンテナ計測、アンテナ計測(近傍界)

用途・特徴

近傍界アンテナ計測システムは、プローブによりアンテナ近傍の電界の振幅と位相を計測し、取得されたデータをフーリエ変換により遠方界データに変換し放射特性を得る計測システムです。
NSI-MI社は世界で最初に近傍界アンテナ計測システムを商品化したメーカーで、全世界で多数の納入実績を有しております。
アンテナの放射特性計測では、被計測アンテナ(AUT)を平面波領域内で計測する必要があります。この条件を遠方界条件といい、波源から放射される電波の波長とAUTの開口面の大きさにより定義されます。近傍界アンテナ計測システムは、遠方界条件を満たさない短い計測距離においてAUTの振幅と位相の分布を取得し、計測ソフトウェアのポストプロセッシングによって近傍界遠方界変換を行い、アンテナの放射特性を取得します。
被計測アンテナ(AUT)のアプリケーションやビーム形状、パターン計測が必要とされる角度範囲を基準として、スキャン方式(スフェリカル、シリンドリカル、プレーナー)を選択します。
シリンドリカル(円筒形)近傍界計測システムは、AUTに対して垂直・Φ方向の2軸のスキャンを行い、円筒形のアンテナ放射特性を取得します。セルラ基地局アンテナやリニアアレイアンテナの測定に適した方式です。

関連機器

・ポジショナシステム
・ネットワークアナライザ

仕様

※スクロールでご覧いただけます。

  スキャン範囲(高さ) スキャン範囲(角度) 最大AUT重量(ポジショナ仕様により決定)
Small Cylindrical Near-Field Scanner Systems 0.9 m ~1.5 m 360deg 725kg
Medium Cylindrical Near-Field Scanner Systems 1.8m ~ 3.7m 360deg 725-1,996kg
Large Cylindrical Near-Field Scanner Systems 5.5m ~ 16.0m 360deg 2,636kg

機器構成

・近傍界スキャナ
・ポジショナ
・ポジションコントローラ
・自動計測用ワークステーション、ソフトウェア
・RFサブシステム

メーカーHPのご案内

Cylindrical Near-Field Scanner Systems

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