アンテナ周辺に用いられる材料の誘電特性はアンテナの特性に大きく寄与するため、材料の誘電率を評価する事は重要です。弊社では同軸プローブ法を用いたSPEAG社製DAK及びDAK-TLシステムによる誘電特性の測定サービスを行っております。幅広い周波数範囲を簡単にかつ高速に評価することができます。測定結果はエクセル形式の数値データでご提供可能です。
DAK、DAK-TLはネットワークアナライザとプローブを組み合わせた測定システムです。スウィープ測定を行いますので、周波数1点だけの評価ではなく、幅広い周波数範囲を高速に評価することができます。
測定グラフイメージ
DAK-TLシステムは薄い固体材料の評価用に最適化されたシステムです。固体材料の厚みは0.1mm~10mmまで対応しています。プローブ部と稼働式の台座の間に試料を挟むだけで測定が可能です。
固体材料の測定
測定装置 | SPEAG社製誘電体測定システムDAK-TL |
対応周波数 | 200MHz~6.5GHz ※1 |
測定項目 | 比誘電率ε’、導電率σ、誘電正接tanδ |
測定範囲 | ε’:1~200、tanδ :0.02/ε’ ~10 |
サンプルの要件 |
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測定温度 | 室温 |
測定不可の試料 | 磁性材料、金属材料 |
測定装置 | SPEAG社製誘電体測定用プローブDAK |
対応周波数 | ①DAK-3.5プローブ 200MHz~6.5GHz ※1 ②DAK-12プローブ 4MHz~3GHz |
測定項目 | 比誘電率ε’、導電率σ、誘電正接tanδ |
測定範囲 | ε’:1~200、tanδ :0.02/ε’ ~10 |
サンプルの要件 |
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測定温度 | 液温は約18℃~25℃の範囲で調整可 |
測定不可の試料 | 強酸性、強アルカリ性の液体 |
※1 周波数の上限は弊社のネットワークアナライザの上限仕様によるものです。
プローブは20GHzまで対応しておりますので、対応したネットワークアナライザを所有されている場合は測定が可能です。
最寄り駅より
京浜急行 品川駅より普通電車で2駅目『新馬場駅』
北口より徒歩3分